- ビジネス
テレワーク・在宅ワークで集中力やモチベーションを維持する方法
2020/4/27(最終更新:2021/06/17)
新型コロナウイルスが猛威を振るい、国民の外出自粛が要請されている中、会社への出勤を必要としないテレワークでの業務の重要さが高まっています。
経団連の調査によると、テレワーク・在宅勤務を実施している会員企業は97・8%(4月22日時点)と、ほとんどの企業が取り入れていることがわかります。
テレワークという働き方がもたらすメリットやデメリットに関しては前回投稿させていただきましたが、前回記述した通り、今まで当たり前のようにオフィスで仕事していものが、突然自宅で作業を行わなければならなくなったことで、不慣れな環境に戸惑いを覚えている人も多いかと思います。
そこで、5年ほど前にフリーランス転身し、同じように在宅ワークの難しさを痛感した経験を経て私が得た、自宅で作業を行う際の集中力やモチベーションを維持する方法を紹介したいと思います。
始業時間・終業時間を決める
まずは始業時間・就業時間を決めることが大事です。
時間の融通が利くのが在宅ワークの良さな気もしますが、その日の始業時間を決めないと、ダラダラと仕事を始めてしまいます。
そしてなるべく時間内に作業を終えるよう心がけましょう。
就業時間を決めないとこれまたいつまでも仕事ができてしまうので、作業の効率が低下してしまう危険性があります。
午前中にミーティングを入れる
朝が苦手な人にとって、自分で決めた始業時間を守るにあたって最初にして最大の難関は、朝でしょう。
私の場合、自分だけのタスクだけだと「まぁいっか」と、朝起きてから二度寝してしまうこともあったので、なるべく打ち合わせなどの対外的な予定を午前中に入れることで、嫌でも二度寝できない状況を作りました。
朝を制する者は、1日を制する。
始業前に服を着替える
自分の家だからといってパジャマや部屋着のまま作業をしてしまうと、なんとなく私は寝起きの状態がしばらく続いたまま仕事を始めなければいけないような感覚がしていました。
そこで、打ち合わせや出かける予定のない日も始業前に必ず着替えることで、「仕事モード」のスイッチが入るようになりました。
90分〜120分ごとに作業を区切る、ストレッチをする
人間の集中力には一定時間が限界だと言われているように、仕事も何時間も集中して続けることができるわけではありません。
例えば、タイマーを設定して、学校のように一定時間でチャイムが鳴るようにすると良いでしょう。
ブラウザで簡単にセットできるタイマーもあります。
https://www.timer-tab.com/
この時、ブレイクタイムとしてストレッチをするとリフレッシュができて、運動不足も解消できてオススメです。
1日1回は外に出る
上記のブレイクタイムと似ていますが、視界を部屋以外の景色に変えることで、スイッチのオンオフや、リフレッシュができます。
私の場合、仕事終わりのルーティンとして3〜5kmほどランニングすることで、夜の私的な時間に仕事の脳を持ち込まないようにしたり、お昼ご飯を食べた後には5分ほど散歩に出たりして、「よし、後半戦も頑張るぞ」とオンオフを切り替えていました。もちろん、運動不足もある程度解消されます。
まとめ
どれも自己管理や自分を律する力が必要になりますが、自分の中で習慣的なスイッチを作り、そしてそのスイッチを入れることができるようになれば、自宅という環境で集中力を維持するのも難しくなくなると思います。
コロナ禍はいつ去るのか、なかなか見通しが良くならない毎日が続いていますが、個人的にはこのコロナの脅威が去った後も、そのメリットから在宅ワークを積極的に取り入れる企業は一定数あり、今回を機にビジネスのスタイルが少しずつ変わっていくのでは、と思ったりもしています。
そんな変わりゆく働き方への対応に少しでも役立てれば幸いです。